漢方薬の上手な飲み方

Q. 1日3回 食前に飲むのが難しいのですが、、、いい方法ありませんか?

漢方薬は、有効成分を十分に吸収するため、胃が空っぽになっている食前の服用が基本となっていますが、食後や食間の空腹時の気がついた時に服用することで問題ありません。
最近では、クラシエ薬品など 1日分の容量を2回に分けた 1日2回タイプのエキス剤も用意されています。また、胃腸の状態やお薬の種類によっては、食後の服用がおススメな場合もあります。
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)など、大黄(だいおう)・センナなどの下剤の作用がある生薬が配合された漢方薬は、食後に飲むことで、薬効がマイルドになるため、飲み方で強さを調節することも可能です。
当院では、ライフスタイルに合わせた服用方法をご案内させていただきます。ぜひ一度、漢方治療へご相談ください。

Q. お湯に溶かして飲まないといけないのですか?

いいえ。どんな飲み方でも問題ありません。自分の飲みやすい方法を見つけてください。大切なのは、無理せず継続して飲むことです。
ただし、漢方薬には、乾燥エキス剤・煎じ薬・散剤(粉末薬)・錠剤・丸剤・シロップ剤 などいろんなタイプがありますが、その形状や種類によって、おすすめの飲み方が異なります。
保険対象薬で一番多い、乾燥エキス剤は、お湯に溶かすことで有効成分が胃腸から吸収しやすい状態になるため、お湯に溶かして服用することがおすすめです。特に、漢方薬名に「●●湯」と記載がある薬は、温かい状態での服用が効果的です。
散剤(粉末薬)は、一旦口の中に含み、唾で丸めて飲み方がおすすめです。

乾燥エキス剤の飲み方 ベスト4

1. お湯で溶かし、お茶のように飲む
2. お湯でよく溶かしたあと、少しさました状態でストローで飲む
3. 口に少量の水分を含んでからエキス剤を口に入れ飲み込む
4. オブラートに包んで飲む
その他、桔梗湯(ききょうとう)など、一度うがいをしてのど粘膜に浸透させてから飲み込むものなどがあります。

初台クリニックの点滴・注射療法